【家づくり】台湾人妻が驚いた日本と台湾の住宅設備の違い

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20代日台夫婦の私たちは、今日本で家づくりをしています。日本人の私にとっても、もちろん初めての経験なので全てが新鮮ではありますが、「そこに驚くんだ」と感じたポイントがいくつかありました。

今回は、台湾人の妻が驚いた住宅設備の違いについてシェアしたいと思います。


目次に監視カメラつけないの?インターホンには全部カメラが付いているの?空調設備がハイスペックだねの”断熱性”とか考えたこともない食洗機って普通の家に付けれるんだ太陽光パネルを一般の家に付けるの?まとめ

家に監視カメラつけないの?

台湾の家は防犯のため家の外や中に監視カメラを設置することが割と一般的です。予算の関係で厳しくてもダミーのものをつけている家庭も多いとか。

日本でもつけているところではつけていますが、そこまでしなくてもと思う方も多いんじゃないでしょうか。ドライブレコーダーも付けるのが常識になっている今、これから日本でも家庭用監視カメラが広がっていく気がします。

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監視カメラ:監視器 Jiān shì qì

インターホンには全部カメラが付いているの?

台湾のインターホンは基本カメラが付いていません。ほとんどがベルだけ、もしくは会話ができる機能のみです。台湾人妻もカメラ付きの商品自体を見たことがないし、そういうものがあるということを知らない人がほとんどだと思うと言っていました。

配達や来客があったときの流れは、①ベルが鳴る ②監視カメラのモニター(テレビ)を見て人をチェックする ③出る という感じです。監視カメラがないところだと、玄関ドアの透明な部分から外を見て誰が来たか判断するようです。

しかしよく考えてみると、約30年前に建てられた私の実家のインターホンもカメラはなかったですし、誰かが来たら2階の窓から見て確認してました。最近では工事がいらないタイプのものも色々出てきているので、台湾にもそろそろ普及するのではないでしょうか?

うちではGoogle Nest Doorbellを購入しましたので、入居後落ち着いたらレビュー記事を書きたいと思います。

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インターホン:門鈴對講機 Mén líng duìj iǎng jī

空調設備がハイスペックだね

最近の日本の新築では設備として一般的になりつつある全館空調も台湾では聞いたことが無いそう。

台湾はほぼ一年中暑いので基本的に冷房しか使う機会がありません。エアコンも暖房機能そのものが無く…という概念は古くて最近だと暖房も使えるエアコンがかなり増えています。「でも高雄では暖房使ってるところはほとんど無いんじゃない?」だそうです。

私たちが建てているトヨタホームではスマートエアーズというデンソーの全館空調があり、トヨタのグループ会社ということもあって大体100万円ぐらいで入れることができました。

冷房:冷氣 Lěng qì
暖房:暖氣 Nuǎn qì

家の”断熱性”とか考えたこともない

家の”断熱性”を気にしたことがないし、それをアピールしている住宅もあまり無いようです。台湾では一軒家の住宅販売自体が一般的ではないですが、マンションでもアピールされるのは間取りとアクセスと共有設備がメイン。

「私が台湾で断熱という言葉を聞いたのは車のフィルムぐらい」とのこと。私も家づくりをするまでは断熱性なんて言葉はほとんど使ったことは無いですが…

断熱性:隔熱性 Gé rè xìng

食洗機って普通の家に付けれるんだ

台湾では食洗機はあまり浸透していないです。妻の実家が6年前にリフォームしたときは、食洗機は無くなぜかビルトインの食器乾燥機は選べたようです。

外に行けばどんな時間でも安くて美味しいものがあって、外食の頻度も日本より高い台湾。日本のように自炊しないとダメという雰囲気も無いので、料理をしない人も少なくないです。

あと一緒に生活して感じたことですが、台湾人妻はおかずを取るときにご飯の上に具材を載せて食べます。鍋をするときもほとんど取皿を使わないのです。本人が良いなら私としては洗い物が少し減るので良いか、と思っています。

和食はお皿の数も多く取皿もよく使いますが、台湾人の食べ方だと皿洗いの回数もそこまで多くないということも食洗機が普及してない一因でしょうか?もしかしたら排水関係が原因かもしれませんが…

食洗機:洗碗機 Xǐ wǎn jī
食器乾燥機:烘碗機 Hōng wǎn jī

トイレと一緒のお風呂はないの?

台湾のお風呂は基本的にトイレとセット。お風呂をするとトイレもびしょびしょになってしまいます。日本のようにトイレとお風呂別の家はあまり無いですが、いいところだと間にガラスの仕切りやドアがある”乾濕分離”になっています。

台湾人は基本シャワーなので、浴槽ある家は有錢人(お金持ち)のイメージがあるようです。台湾も温泉も多いですが日本ほど湯船に浸かることにこだわりは無いようです。

浴槽:浴缸 Yù gāng
バス・トイレ別(同じ空間で仕切り有):乾濕分離 Gān shī fēnlí

太陽光パネルを一般の家に付けるの?

台湾で太陽光パネルはあることはありますが、家につけることはほぼないです。「一応政府が補助金を出しているみたいだけど高いからする人はほとんどいないと思う」とのこと。

田舎に行けば空き地に設置しているところはありますが、日本のように太陽光を活用して自宅の電気を賄ったりと言うのは聞いたことはないそうです。

太陽光パネル: 太陽能板 Tài yáng néng bǎn

まとめ

今回は、台湾人の妻が驚いた日本と台湾の住宅設備の違いについて紹介しました。

 
・に監視カメラつけないの?インターホンには全部カメラが付いているの?空調設備がハイスペックだね
の”断熱性”とか考えたこともない食洗機って普通の家に付けれるんだ太陽光パネルを一般の家に付けるの?
 

住宅設備一つとっても、日本では普通でも台湾の家ではあまり一般的ではないものもあるようです。日本人と暮らしていたら考えもしないことを考えさせられるのは、国際結婚の一つの面白さかもしれませんね。

家づくりを楽しみながら、これからもできるだけ記録に残していきたいと思います。

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