引き渡しが10月末に終わり、家具や設備などを徐々に揃えています。真っ先に揃えたいものの一つがインターホンだと思いますが、我が家では一般的なものではなくGoogle Nest Doorbellを採用しました。外にいても通知がくるし、監視カメラ的な役割を果たしてくれて値段も安いので、共働きで休日も外出が多い私たちにとって最適でした。
一方、このDoorbellは充電式なのですがこれがメリットでもありデメリットでもあります。
今回は、Google Nest Doorbellを常時電源化して充電のストレスから開放する方法についてシェアしたいと思います。
目次
・Google Nest Doorbellの充電頻度が高くてつらい
・電源アダプター購入
・電源アダプターの設置手順
・まとめ
Google Nest Doorbellの充電頻度が高くてつらい
まず、Google Nest Doorbellのバッテリーの減りが早く充電頻度が高くて結構めんどくさいです。
Google Homeのアプリからバッテリー残量と残りの使用可能時間を見ることができますが、多いときで1日に5%は減っている印象です。

公式サイトのヘルプページにあるバッテリー駆動時間の目安は下記の通りです:
- 多い – バッテリー駆動時間約 1 か月(1 日あたり約 25~30 件のアクティビティ録画)
- 標準 – バッテリー駆動時間約 2.5 か月(1 日あたり約 13~16 件のアクティビティ録画)
- 少ない – バッテリー駆動時間約 6 か月(1 日あたり約 2~5 件のアクティビティ録画)
公式ヘルプ:https://support.google.com/googlenest/answer/10901611?hl=ja
約2ヶ月ほど使用しましたが、個人的な体感はこんな感じです:
- 多い – バッテリー駆動時間約 1週間〜2週間(1 日あたり約 25~30 件のアクティビティ録画)
- 標準 – バッテリー駆動時間約 3週間(1 日あたり約 13~16 件のアクティビティ録画)
- 少ない – バッテリー駆動時間約 1〜1.5ヶ月(1 日あたり約 2~5 件のアクティビティ録画)
コードレスで設置ができる点が大きな特徴の一つではありますが、ここまで消耗が激しいと正直便利とは言い難いです。
「一日に30件もアクティビティあるの?」と思われるかもしれませんが、単純に家を出て帰ってくるだけでも2アクテビティです。ちょっと物を忘れて取りに帰ったりとか、郵便やアマゾンの配達、近隣の人が家の前を通れば反応するので、賃貸で一番隅の部屋とかでない限り一日に5アクティビティ以内に収まることはほとんどないんじゃないかなと思います。
あとは録画した映像やライブを確認してもバッテリーは減っていきます。
インターホンの取り外しは付属のアタッチメントで簡単にできますが、充電残量を気にしながら過ごして、無くなりそうになったら人が来なさそうな時間にわざわざ外に出て取り外して、USB-Cのコードを探して…という作業がそこそこストレスになってきます。これが本当に半年ごととかで良いなら全然苦じゃないと思いますけどね。
電源アダプター購入
日本のAmazonには一つも電源アダプターがなかったので、アメリカのAmazonで購入することにしました。
海外から輸入となると一見敷居が高そうですが、特に難しいことはなく日本の住所・電話番号で普通の手順でアカウントを登録すれば準備完了です。
私が購入したのは、Fatkitt 18V Doorbell Transformerという商品でした。色んなメーカーのものがあってどれでも大丈夫だと思いますが、Fatkittのこちらの商品はAmazon’s Choiceになっていて、USD 17ぐらいでそこまで高くもなかったので選びました。
送料はUSD11と、思ったより安かったです。トータル3000円ぐらいで購入ができました。

日本の電圧は100ボルトでアメリカは120ボルトです。記載の通り120Vですが、アメリカ国内でも電圧の誤差があり100Vのような低電圧で使用してもあまり問題はないそう。
また、周波数についてもアメリカは60Hzなのに対して、日本では西日本が60Hzで東日本が50Hzと分かれています。私が住んでいるのは東日本なので周波数も違いますが、今回は充電用途なのであまり影響はなさそうということでそのまま使用しています。
特に問題は発生していないですが、念の為納得できるまで調べて自己責任での使用をお願いします!

Amazonといえば過剰な包装が有名ですが、最近ではかなり薄い梱包で送られてくることも増えましたよね。まさかのまさか、今回は国際郵送にも関わらずペラッペラの袋に緩衝材なしで送って来ました。Why American people…?

袋から出したときの写真。案の定箱はボコボコで下とか開いてるし…ここまで来ると、逆によくこれぐらいの損傷で耐えたなと褒めたいです。
アメリカ人絶対商品投げてるだろうし、輸送中にどれだけダメージを受けたんだろう…日本だったら国内配達でもこれはアウトですよね。自分用でも有料のGift Boxを追加してオーダーしたほうが良さそうです。
電源アダプターの設置手順
次に電源アダプターの設置をしていきます。新築で計画の段階からCD管を設置するようにしていましたので、ここにアダプターの線を通せば完了です。このCD管はできるだけインターホンを設置したい場所の近くに設計すると配線が本当に楽になります。

蓋を外した場合は先にここに通していくことを忘れずに。後で気づいてもう一回入れ直すのが面倒です…(私は忘れてました)

ハウスメーカーがCD管に針金を通してくれていなかったので、このような配線ガイドを使用しました。むしろ使用しないと通せないですし、値段も安いので一本持っておくと色々便利そうです。

こんな感じで表に通して、あとはNest Doorbellの後ろにネジで止めるだけです。表に出すCD管の位置が枠の上目になっていますが、真ん中より下目に来るようにしたほうが良さそうです。

無事に∞のマークが出て、電源に接続されていることが確認できました。これで充電から開放されます。

まとめ
今回は、Google Nest Doorbellを常時電源化して充電のストレスから開放する方法について紹介しました。
・Google Nest Doorbellの充電頻度が高くてつらい
・電源アダプター購入
・電源アダプターの設置手順
賃貸の場合は難しいと思いますが、新築の場合はCD管を入れておくことで簡単に常時電源化することができます。このGoogle Nest Doorbellは恐らくこれから改良されたものが出てきてもバッテリー駆動時間が理想的な状態になるのはまだ数年かかると思いますので、これから家づくりをする方も配線を計画することをおすすめします。
また、アメリカのAmazonから購入した電源アダプターは特に速達の指定はしていないですが約8日で到着しました。インターホンもこのように自分でつけることで、別のところに予算をかけることができますよ!